2020.11.04

就職3年以内の離職率

厚生労働省は2020年10月30日

新規学卒就職者の離職状況

(2017年3月卒業者の状況)を公表しました。

大卒者の就職後3年以内の離職率は

32.8%で前年より0.8ポイント増加。

高卒者の約4割、大卒者の約3割が就職後

3年以内に離職する傾向がここ数年続いています。



新規学卒就職者の離職状況は2017年3月に

卒業した新規学卒就職者の離職後3年以内の

離職状況を取りまとめたものです。

事業所からハローワークに対して

提出された雇用保険の加入届の

新規被保険者資格取得者の情報から

学歴ごとに新規学卒者と推定される

就職者数を算出し、離職日から

離職者数離職率を算出しているそうです。

大学卒業後3年以内の離職率は32.8%

前年の32.0%から0.8ポイント増加しました。

事業所規模別にみると、「1,000人以上」

26.5%、「500~999人」29.9%、

「100~499人」33.0%、「30~99人」

40.1%、「5~29人」51.1%、

「5人未満」56.1%。事業所規模が

小さいほど離職率は高く、事業所規模が

大きいほど離職率は低い傾向にあります。



産業別で就職後3年以内離職率が高いのは

「宿泊業・飲食サービス業」の52.6%

ついで「生活関連サービス業・娯楽業」

46.2%、「教育・学習支援業」45.6%

「小売業」39.3%、「医療・福祉」38.4%。

一方、離職率が低いのは

「電気・ガス・熱供給・水道業」11.4%、

「鉱業・採石業・砂利採取業」14.0%、

「製造業」20.4%、「金融・保険業」24.8%など。

産業によって大きな差がありました。



大学卒業以外の新規学卒者の

就職後3年以内の離職率は

短大など卒業が前年比1.0ポイント増の43.0%

高校卒業が前年比0.3ポイント増の39.5%

中学卒業が前年比2.6ポイント減の59.8%。

高卒者の約4割、大卒者の約3割が

就職後3年以内に離職する傾向が

ここ数年続いており、今回の調査でも

大きな変動は見られませんでした。



厚生労働省では、新卒者らの就職を

支援する「新卒応援ハローワーク」

平日の夜間と土日に電話やメールで

利用できる無料相談窓口

「おしごとアドバイザー」などを

通じて、就職活動中の学生や

新卒者既卒者を支援しているそうです。





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